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いち早くストレスの増加を発見できる新技術

投稿者:ジーニアスプラス

 ストレス社会といわれて久しいが、従業員のストレスチェックは数か月おきに行われるアンケートが主流だ。しかしこの方法では、長期のストレスを定期的に測ることはできるが、頻繁にチェックを行うことは心身面への負担から困難であった。今回NECはウェアラブルセンサにより対象者の生体情報から長期ストレスを段階的かつ高精度に推定することのできる技術を開発した。

 この技術を用いると継続的に生体情報を取得できるため、時間経過による変化がわかり、高ストレスとなる兆候を逃さず把握することができるという。また、従来の生体情報による技術でも、一か月のストレス値の平均による予測を行いストレス測定を行っていたが、高低2段階しか区別できなかった。今回の新技術では二次的なストレス評価である「大きなストレスを受けた後には、ささいなこともストレスに感じる」という心理学的知見を取り入れることにより、高ストレスの兆候を含め6段階で区別できるのだという。新技術による測定結果と従来のアンケートによる測定結果では平均誤差±3.3と高精度にストレス値を測定できることが判明している。この技術により高ストレス状態になる前に対策を講じるなどストレスリスクへの活用が期待されている。