コラム一覧
京都大学、すい臓がんの新たな発生メカニズムを解明
ジーニアスプラス京都大学iPS細胞研究所の研究グループは、すい臓がんが発生する新たなメカニズムとして、細胞が持つ役割がなくなり初期化する「脱分化」にあることを発見した。詳細は、2018年5月25日に「Nature Communications」で公開された。 難治性の代表ともいわれるすい臓がんは、顕著な症状がないことから、早期発...
塩素消毒でノロウイルス被害を防げる可能性を示唆
ジーニアスプラス東北大学を代表とする研究グループにより、塩素による汚水の徹底した消毒がノロウイルスの感染リスクを下げるのにつながることが明らかにされた。東北大学大学院環境科学研究科の佐野大輔准教授、同大学院工学研究科、北海道大学、愛媛大学、長崎大学、北里大学などの複数の研究グループによる共同研究により得られた成果であり、Appl...
ショウジョウバエの研究で判明「多様性がもたらすメリット」
ジーニアスプラス千葉大学が高知大学、東北大学との共同研究により「個人の多様性が集団内のパフォーマンスを向上させる」と発表した。この研究はショウジョウバエを使った実験であり、英国科学誌「Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences」の電子版1月17日号に掲載されてい...
富士フィルムとエルピクセルが、医療向けAI技術開発を合意
ジーニアスプラス富士フィルムと、医療関連の画像解析に強みを持つエルピクセルがパートナーシップを結んだ。今回の合意により、富士フィルムの医療画像システム「PACS」に、エルピクセルが開発した診断支援AI技術の搭載を目指していくという。 PACSはCTやMRI、DRなどの医療画像をサーバーに保管し、院内端末に表示できるシステムだとい...
いち早くストレスの増加を発見できる新技術
ジーニアスプラスストレス社会といわれて久しいが、従業員のストレスチェックは数か月おきに行われるアンケートが主流だ。しかしこの方法では、長期のストレスを定期的に測ることはできるが、頻繁にチェックを行うことは心身面への負担から困難であった。今回NECはウェアラブルセンサにより対象者の生体情報から長期ストレスを段階的かつ高精度に推定す...